都内の幼稚園にて、有名ハンドソープを販売しているメーカーによる手洗いイベントを実施。実際の商品を使用した体験型イベントで、園児たちは楽しみながら手洗いの大切さを学ぶことができた。

園児たちに手洗いの大切さを学んでもらうことを目的として、ハンドソープの販売メーカーの担当者が幼稚園に出向き、年長児対象に手洗いイベントを実施した。参加体験型のプログラムによって、手洗いの大切さを学んでもらうとともに、実際に使用したものと同じ商品現品を各家庭に1セット配布し、商品の認知拡大に繋げた。また当日の様子をブランド公式サイトやニュースサイトにアップし、メーカーの活動を周知した。

訴求商材

ハンドソープ

プロモーションルート商材種別

フェイスケア／スキンケア製品

プロモーションルート

幼稚園・保育園での出前授業／イベント

実施時期

2019年4月24日(水）

プロモーションターゲット

幼稚園児

実施エリア・場所

東京都内の幼稚園

実施内容

①園長先生の挨拶
②メーカー担当者による挨拶
③園の先生による紙芝居読み聞かせ（風邪にまつわる話）
④光るクレヨンを使ってぬり絵タイム
⑤ブラックライトで手の汚れを確認
⑥実際のハンドソープを使用して手洗い
⑦ブラックライトできれいになった手を確認
⑧参加園児にメダルと、手洗い時に使用したものと同じ商品をプレゼント

実施数

1園（約60名参加）

実施先や受け取り手の反応

・有名ブランドのため、「これ知ってる！」と言う園児たちの声が多数聞かれた。
・ハンドソープ使用後、「良い匂い！」と洗った手の匂いを嗅ぐ姿があちこちで見られた。またブラックライトを使用して汚れ落ちを確認した際に、「汚れが落ちてる！」と喜ぶ園児の姿もあった。
・実施後、商品を受け取った保護者より「気になっていたので試せてうれしい。」「子供に（イベントについて）聞きながら使ってみます。」と言った声も聞かれた。

考察

～渉外について～
渉外時、『3～4月は一年で一番多忙である』こと、『園児が環境に慣れていない』こと、何より『撮影がＮＧ』という理由でお断りの園が多くあった。当初、広告主から希望の参加人数の提示があったが、園により園児数が大きく異なるため難易度が高い。全学年分が用意できない場合も「せめて一学年参加OKにしてくれないと不公平になります」という園もいくつかあった。『撮影』については最もハードルが高く、園児の顔が出る撮影は一切ＮＧという園が殆どであった。特に4月は園と保護者の関係性も築けていないことが多く、撮影が入ることでトラブルに繋がることがある。イベント前に全園児の保護者に撮影の了承を得る必要があり、確認に時間がかかるので4月はＮＧと答えた園もあった。
また、園によっては年間スケジュールが4月の月初に決まることもある。
諸々考慮し幼稚園でのイベントは下記条件で行ったほうが受け入れ先が広がる可能性がある。
・多忙な3～4月を避け、園児たちも環境に慣れたころに実施する。
・基本的に全員参加、もしくは1学年参加ＯＫとする。
・渉外自体を4月以降に開始し、渉外～実施は年度を跨がないようなスケジュールにする。
 
～実施について～
今回の実施内容にある「紙芝居の読み聞かせ」は、メーカー担当者ではなく園の先生にしていただいた。
普段から園児たちに読み聞かせをしている先生が読むことで、園児たちも集中して聞き入ることが出来、内容をしっかりと理解した様子が見受けられた。