幼児向け教育教材サービスの訴求案件。幼稚園／保育園で活用できる「生活習慣応援セット」と園児復習用のシール帳を配布。教育現場ニーズに応えつつ消費者の反響を得るサンプリング施策。

プロモーション展開時期を6月4日の「虫歯予防デー」と、同日から一週間続く「歯と口の健康週間」の前後に設定。園での活用が見込める「はみがき紙芝居」と「てあらいポスター」をオリジナルで制作し園に進呈した。さらに、園で学んだことを家庭に持ち帰り復習するツールとして「シール帳」を先生から園児たちに手渡し配布。同シール帳に家庭から応募できるキャンペーン告知を盛り込むことで、園児保護者に対しサービスの認知向上と申込訴求を図った。

商品

生活習慣応援セット（園向け：　紙芝居、ポスター／園児向け：　シール帳）

ルート

幼稚園、保育園／こども園

実施時期

2017年5月～6月

プロモーションターゲット

幼稚園児／保育園児ならびにその保護者

実施エリア・場所

全国エリアの幼稚園／保育園　約712園

実施内容

「はみがき紙芝居」と「てあらいポスター」を園で活用。
先生から園児に「シール帳」を手渡しサンプリング。

配布数

シール帳 約114,500部

実施先や受け取り手の声

・ちょうど虫歯予防デーで園としての取り組みを行う予定だったので、プログラムに組み込むことができて助かった。
・紙芝居もポスターもカラフルで見やすく子ども達が関心を持っていた。
・シール帳は、子ども達が実際に行ったことの確認ができるので大変良かった。
・園と家庭で並行して指導が行える点が良く、保護者にも非常に好評だった。
・シール帳はもう少しコンパクトな方が園児のカバンに入りやすかったと思う。
・ＤＶＤや講演があると、より子ども達の意識が高まるように思った。

考察

6月上旬の「虫歯予防デー」や「歯と口の健康週間」といったタイミングに合わせ、幼稚園や保育園では「はみがき指導集会」などの歯科衛生指導が行われている。そうした機会を的確に捉えてプロモーションを投下したことで、今回の生活習慣応援セットは多くの園で実際に活用された。
事後に回収したアンケートでは、実に88.7％の園が『役立った』と回答。シール帳に関しては、キャンペーン告知や応募ハガキ等が盛り込まれているにも関わらず、復習教材として価値があり実用的であったため「実際に活用されたものは？」の問いに対して82.2％の園が『シール帳』を選び、紙芝居とポスターを退けて最多の得票を得た。プロモーションの目的に個人情報取得が絡むケースでは実施先の受け入れが困難となる場合も多い。本件は、展開シーンにあわせた実用的なオリジナル副教材の制作／提供によって配布ツールの価値が高まり、ポジティブに受け入れられる好事例となった。