宮城県のシニア層に向けて、健康機能食品の粉末緑茶をサンプリング。近隣の薬局で使えるクーポン付の商品紹介リーフレットを一緒に配布することで、商品への理解向上ならびに購買促進を図った。

大手製薬メーカーから発売されている健康機能食品の粉末緑茶の訴求を目的としたサンプリングプロモーション。粉末緑茶2包とクーポン付商品紹介リーフレットのセットを、健診時やシニア向け集会（体操教室など）で健康意識の高まる時期を狙って、各施設のスタッフから手渡し配布することで、商品への興味喚起につなげた。試飲後の商品に対する評価は高く、「早速商品を購入した」という声も多数あがり、本施策で目標としていたクーポン引き換え率0.1％をおおよそ達成。次年度実施への検討につながる実効的な訴求結果が得られたプロモーションとなった。

訴求商材

粉末緑茶

商材種別

健康食品／保健機能食品

配布ツール

健康機能食品の粉末緑茶2包＆クーポン付商品紹介リーフレット

サンプリングルート

人間ドック／健診センター、シニアターゲット（老人連合会／地方自治体）

実施時期

2018年3月12日(月)～5月11日(金)

プロモーションターゲット

シニア層

実施エリア・場所

＜宮城県内＞
①人間ドック／健診センター　23施設
②老人連合会／地方自治体 　63施設

実施内容

①人間ドック／健診センター：　医師巣／スタッフより人間ドック／健康診断受診者へ手渡し配布。
②老人連合会／地方自治体：　スタッフより、連合会会員／シニア向け集会参加者へ手渡し配布。

配布数

合計 45,000部
① 人間ドック／健診センター：　15,000部
② 老人連合会／地方自治体：　30,000部

実施先や受け取り手の反応

・生活習慣病の方が多く、試飲に興味を持たれた。
・皆さん大変喜ばれており、翌日に早速薬局で購入された方もいました。水でも溶けるので、とても飲みやすく、高齢者の方にも大変好評でした。
・今回の企画で商品を初めて知ったという方がほとんどで商品を知る良い機会になった。
・お茶で健康管理できるのは良いと思う。
・実際に試飲された方より「どこで購入できますか？」という質問があった。

考察

全体を通じて、実施先における企画満足度は高く、特に同世代が集まるシニア向け集会での配布は話題性が高く、楽しく試飲していただくことができ、話題喚起に効果的であった。
その一方で、老人連合会／地方自治体の活動時期は、夏秋シーズンが大半であることから、「参加したいが、時期的に人が集まらないため残念」という意見が多数あがった。人間ドックにおいても、シニア層の受診は9～11月が多いことから、夏秋頃の実施であると、より効率的かつ効果的な施策になったのではないかと考察する。