年長園児とその保護者に向けて、「夜尿症」についての啓発冊子を配布。病気の認知度向上とともに、実際に「チェックシート」で子どもの状態を知ることで、医師への相談の動機づけを行った。

おねしょに悩む時期である年長園児とその保護者を対象に保育園と幼稚園で「夜尿症」に関する啓発冊子を配布。おねしょと夜尿症の違いについて、イラスト付きで分かりやすく掲載されており、「チェックシート」を付けることで、子どもの状態を具体的に知ることができる冊子となっている。実施先の先生アンケートだけではなく、保護者アンケートも実施し、「この冊子を読んで、もしこの先もおねしょが治らなかったら、病院へ相談してみようと思いましたか」という問いに対し、6割の保護者が「相談しようと思った」と回答があった。「夜尿症」という疾患の正しい理解とともに、治療を必要と感じる保護者に対し、医師への相談の動機づけとなった。

商品

「夜尿症」に関する啓発冊子

サンプリングルート

幼稚園、保育園

実施時期

2020年2月3日(月)～28日(金)

プロモーションターゲット

保育園／幼稚園に通う園児およびその保護者

実施エリア・場所

北海道、宮城県、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、愛知県、京都府、
大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県 全1342園（保育園＋幼稚園）

実施内容

保育園／幼稚園において教諭から園児や保護者に手渡し配布。

配布数

100,000部

実施先や受け取り手の反応

【先生からの反応】
・ちょうど保護者より相談を受けた時にこの冊子のお話があったので、とても助かりました。医療機関に相談できる良いきっかけとなりました。
・おねしょの知識のない保護者に役立つ内容で良かったです。
 
【保護者からの反応】
・おねしょに悩んでいましたが、トレーニングでおねしょをしなくなりました。今後、4歳の子供が改善されなかった場合の解決策の選択肢が増えました。
・年齢が上がれば自然になくなるものと思っていました。子どもの悩みの解消のためにも医療機関に相談する方が良いのでしょう。他の方が悩んでいたら伝えてあげたいと思います。

考察

弊社で過去に行った既存ルートアンケートで保育園／幼稚園の教諭から「おむつが外れるタイミングが年々遅くなってきている」という現場からの声が多く上がっており、課題の1つとして「おねしょ」が挙げられていた。冊子のみの展開となったが、実際に配布を行った保育現場からは「冊子を読んで生活改善をしてみようと思った」「年長でのお泊まり保育に向けて見直す良い機会となった」などの声も上がり、保育現場での課題解決に繋がるプロモーションとなった。