産婦人科で玩具商品のクーポン付きマタニティーフォローブックを妊産婦対象に配布。海外ブランドの子ども用玩具の認知向上とともに、クーポン利用の促進と購買の動機付けを図った。

有名外資系玩具メーカーが商品のクーポン付きマタニティーフォローブックを制作し、産婦人科で妊産婦を対象に配布。冊子には、玩具の紹介だけではなく、月齢ごとに赤ちゃんの感覚発達や睡眠についてのポイントを記載。赤ちゃんとの生活をより楽しく過ごすためのヒントを玩具とともに紹介することで、玩具の認知向上と購買の動機付けを図った。

商品

玩具クーポン付マタニティーフォローブック

サンプリングルート

産婦人科（産科）医院

実施時期

2019年9月2日(月)～10月31日(月)

プロモーションターゲット

妊産婦

実施エリア・場所

北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪、福岡の産婦人科136院

実施内容

医療従事者から産婦人科に来院する妊産婦へ手渡し配布。

配布数

30,000部

実施先や受け取り手の反応

・妊婦さんは赤ちゃんに会える喜びと、子育てやこれからの生活が変わることへの不安など様々ですが、こちらの冊子のような情報が得られると安心できると思います。
・ちゃんとしたターゲットの妊産婦さまに手渡しで配布しているので、冊子だけでなく何かサンプルを付けてほしい。

考察

本件ではブランドの認知度は全体的に低かったものの、プロモーションを通じて全体の7割から「ブランドを妊産婦におすすめしたい」という好意的な意見があげられた。冊子には、おもちゃの紹介だけではなく、赤ちゃんの感覚発達や睡眠についてなどお母さんの役に立つ情報とともに、商品の質の高さや安全性が伝わる情報が記載されており、ブランドを知らない医院に対しても好印象だったのではないだろうか。また、総じて玩具が割引で購入できるクーポン付ページの満足度が高かったため、より高い割引率であれば、さらに満足度の高い結果を得られたのではないかと考えられる。
渉外時に受け入れ確認の電話をした際、カタログと間違われ受け入れを断る医院が散見され、実施先の中からも「冊子だけではなく、サンプルを付けてほしい」という意見もあがった。紙ものだけではなく、例えば実施先に玩具の提供を実際に行うなどして、商品を実際に触れる機会を増やすことで、商品の質の高さや、安全性などを体験できる効果的なプロモーションになるのではないかと感じた。