【リピート回数9回、うち7回は全国47都道府県網羅！】敏感肌用全身用保湿クリームの試供品を全国の産婦人科で配布。繰り返し実施することでママとベビーのスキンケア商品として定着させた。

2018年の第1回以来、計9回のリピート発注をいただき、2023年に第10回目の実施をした超人気企画！
生後1ヶ月から使用できる全身用保湿クリームの試供品を全国の産婦人科の妊産婦にサンプリング。10mlという数回使用できる量を配布し、使い心地や効果を実感してもらうことで、購買促進を狙った。また妊娠中のママや赤ちゃん（生後1ヶ月～）におすすめであるポイントをリーフレットでアピールすることで、出産後も親子で一緒に使えるスキンケア商品として認識させ、出産後も継続使用してもらえるように促した。
計10回実施している中で、最多で8回ご参加いただき、妊娠中～産後の保湿ケアのおすすめ商品として定着している医院も。中には「上の子の時に試供品をいただいて、その後継続して使用しています」というママもおり、実際に購買・継続使用につながっている効果的なプロモーションである。

訴求商材

敏感肌用全身用保湿クリーム

商材種別

フェイスケア／スキンケア製品

配布ツール

保湿クリーム10ml試供品（専用BOX入り）、商品紹介リーフレット、赤ちゃんと妊婦のための冊子

サンプリングルート

産婦人科（産科）医院

実施時期

第2弾　2019年3月～2019年6月
第3弾　2019年9月～2020年2月
第4弾　2020年3月～2020年8月
第5弾　2020年9月～2021年1月
第6弾　2021年3月～2021年6月
第7弾　2021年9月～2021年12月
第8弾　2022年3月～2022年6月
第9弾　2022年10月～2022年12月
第10弾　2023年5月～2023年7月
※第1弾のページはこちら

プロモーションターゲット

妊産婦

実施エリア・場所

全国47都道府県の産婦人科1,005院（第2弾～第10弾の実施院実数。延べ数は2,322院）

実施内容

医師や医院スタッフから妊産婦に手渡し配布

配布数

約340,000部（第2弾～第10弾の延べ配布数）

実施先や受け取り手の反応

【妊産婦のコメント】
・妊娠して特に肌が敏感になったので試供品が貰えて嬉しい。良ければ購入しようと思う。
・赤ちゃんに使用するものを探していたので試せるのはありがたいです。
・自分の肌のケアまで行う余裕がないので、病院でサンプルを貰えることはありがたい。
・以前（1人目の子）にももらって使ったら保湿効果があった。季節の変わり目で肌が乾燥していたのですが、つけたらしっとりしました。
【産婦人科医院のコメント】
・妊娠中に突然全身発疹が出て、かゆみのある患者さまがおり「敏感肌用」とのことで早速使ってみたいと喜ばれました。
・妊娠中は肌がかゆくなったり、トラブルも増えるので、保湿が大切になることを本施策を通じて伝えることができました。
・妊娠期にご紹介した方で、出産入院の際に購入して持参した方が複数いらっしゃいました。当院でもドラッグストアで購入し、むくみケアのマッサージの潤滑剤として活用してみました。
・産後ケアで入所中のママに手渡しができたので赤ちゃんの肌アドバイス等ができて良かったです。
・超音波（エコー検査）中に「おすすめしていただいたクリームを買って、お腹にも手足にも塗っています。」等言っていただけました、企画を通じてママの肌の考え方も変わっていくので、今後もぜひ参加できればと思います。

考察

【全国都道府県網羅について】
網羅の依頼は第3弾（リピート2回目）からあり、当初はなかなか集まらず苦戦したものの、第5弾を除きすべて網羅することができている。妊娠中のママや赤ちゃんのためのスキンケアについての分かりやすいツールや、プレゼントのような可愛いパッケージにより、回数を重ねるごとに本商品のファンの医院が増えており、最近はスムーズに網羅することができている。
※第5弾については福井県のみ獲得することができなかった。産婦人科にかかわらず、北陸は母数自体が少なく、また受け入れに及び腰の施設が多く苦戦しがちである。
【ターゲットの購買行動について】
第9弾の際にツールにアンケートはがきを同封。使用感や配布ツール受け取り後の行動について調査したところ、回答者数832人中17％にあたる約140人が「お店やネットで購入した」と回答した。購買には至らなかったものの「お店で見た、手に取った」は24％にあたる約200人と、行動に移された方も多くいた。妊娠中、肌質の変化や体調の変化など、ただでさえナーバスになりがちな時期に、信頼できる病院から渡される試供品はそれだけで信用度が増し、購買行動につながりやすいことが分かった。
【配布ツールについて】
第1弾からツールはほぼ変わっておらず、試供品自体はプレゼントのような可愛らしい台紙に包まれたものとなっている。この台紙が可愛いと好評な声が多くあるものの、「過剰包装である」「ゴミになってしまう」「渡したときに中身が何かわからず説明が必要」というご意見もいただいている。昨今、環境問題に関しても厳しくなってきていることや、医院の負担軽減を考えると、将来的には台紙をなくしていくことも必要かもしれない。