青汁の特製サンプルキットを、人間ドック／健診センターの受診者にサンプリング。マーケティングレポートを元に、『野菜摂取量が少ない地域』において健康意識が高まる瞬間を捉えて配布した。

青汁市場では後発ブランドとなる商品のサンプリングプロモーション。『野菜摂取量が少ない地域』にエリアを限定し、40代以上のターゲット含有率が高い人間ドック／健診センターにおいて、健康意識が高まる受診時のタイミングを狙い集中的にプロモーションを展開。認知向上と定期購買促進を図った。配布に先立ち、施設スタッフにもサンプル品と情報を提供して試飲機会を設けたことで、受領者からの質問に的確に応答することができるレベルの高いサンプリングとなった。

商品

青汁サンプル1包とミニチラシのセット

ルート

人間ドック／健診センター

実施時期

2017年2月中旬～3月下旬

プロモーションターゲット

人間ドック／健診センターの受診者

実施エリア・場所

野菜摂取量が少ない都道府県をセグメント

実施内容

人間ドック／健診センターの施設従事者から受診者に手渡し配布。

配布数

15,000個

実施先や受け取り手の声

・青汁は色々な種類があるものの日頃手にする機会はないものなので、お試しの機会となり受診者に喜ばれた。
・大手メーカー品のサンプルだったので配る側も受け取る側も満足。
・サンプリングで商品を気に入って、後日購入したという方がいた。
・健診機関で配布するのに良い品だと思った。

考察

サンプリングに先立ちスタッフの試飲機会を提供したことで、「健康の専門家」である施設スタッフに適切な情報が伝わり、「思ったよりも苦くない、飲みやすい、水に溶けやすい」といった商品特長のコメントを誘発する結果となった。健康意識が高まる人間ドック／健診の受診時に、『野菜摂取量ワースト1』といったマーケティングデータを活用したコミュニケーションツール（ミニチラシ）を用いたことや、スタッフ試飲施策を盛り込んだことによって、受け取る側、配布する側の間で双方向のコミュニケーションが生まれ、全体的に満足度の高いプロモーションとなった。